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BOSICA FERRARI 126C2 その4

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ワイヤーハーネスのカバー(2003/1/27)
モノコック両サイドを走る数本のワイヤハーネスはコの字断面のカバーで覆われています。プロの作例でも省略してあったりするのですが、おささんよれば、鉄道模型のパーツにチャネル材というぴったりのものがあるとのこと。ところが探してみると鉄道模型でもあまり一般的なパーツではないようでなかなか見つかりません。なんとか情報をたどって二子玉川にある「いさみや」というお店が扱っていることがわかり、早速行ってみました。いくつかのサイズがあるのですが、一番小さい0.5*1.0*0.5mm(\300)がぴったりです。真鍮製なのが玉に瑕でメッキ処理が必要になります。
ところでこの「いさみや」ですが、鉄道模型のスクラッチビルダー御用達のお店らしく小さなお店ながら実に様々なパーツ、資材を扱っています。真鍮プレス、挽き物、エッチングパーツなどの充実ぶりには目を見張ります。しかもほとんどが一個から買えるんです。チャネル材の他にも0.5*0.5mmアングル材や融点78度の超低温ハンダ、アルミ同士もOKのオリジナルハンダなど珍しい物もありました。ツールも充実。なによりこのお店の面白いところは話好きのオジサンなんです。詳しくはまた別の機会にでも。

このパーツ、ラクーンのブレーキダクトと共に126C2を作るのには欠かせませんね。これでまた難題が一つ解決しました。こういう入手の難しいパーツはキットに同梱してあったら嬉しいんですけどね。MERIのキットも入ってないそうです。プロは洋白の角棒を出口だけ彫り込んで作ると聞きました。なるほどね。

エグゾーストパイプを作る(2002/1/30)
タミヤの面相筆の軸を切り出したエグゾーストパイプにディテイルを追加します。パイプエンドは円錐型のリュータービットの手回しで薄くして、0.5*0.2mm洋白帯金2.3mmで作ったしきりをつけます。エグゾーストパイプのエンド部分あるに舌状の遮熱板はキットではプレス加工済み銅板が用意されているのですが、片方が欠品していたんでこれを自作することにしました。3.0*0.2mm洋白帯金を6.0mmに切り出して丸く曲げ加工します。太めのバイトのピンバイスのチャック部分に2mm位の真鍮棒ととも挟み、締めこんで丸っくしました。ストラップは0.5*0.2mm洋白帯金7.2mmを同様な方法で輪っかに加工して作ってみました。

エグゾーストパイプを仮組みする(2002/2/2)
完成したエグゾーストパイプを実際につけてみました。タービンとパイプは0.8mm糸ハンダをジョイントとして接合し方向を微調整できるようにしてあります。実際組んでみるとエグゾーストパイプはやはりちょっと太すぎるかな?好みの問題ですが細すぎるより迫力があって良いと思います。各パーツはカウルに干渉することもなく納まりました。
パーツはマスキングゾルで仮固定、またはただ置いてあるだけなんでパーツの配置がガタガタですね。

オイルクーラー再び(2002/2/2)
12/20に作っておいたオイルクーラーですが回りのパーツと較べてクオリティが低いと感じたので改めて作り直すことにしました。前回、コア部分はジャンクのエッチングパーツを使ったのですが、ここが実物と違いすぎて気に入りません。かといって適当な筋目の入ったパーツも見つからないのでここから自作することにしました。0.2*0.5mm洋白帯金をパイみたいに8枚重ねてハンダで付けしヤスリで揃えてコアとしました。両端に0.2mm幅の帯金を横に渡して貼り付け、あとは前回と同じようにコアを囲むように0.2*0.5mm洋白帯金をつけました。サスに取りつける部分は0.5mm真鍮パイプでホースのジョイント2カ所を六角ユニオン0.5mm用(SANGO#175@\40)で作りました。

サスアームにのってるのが今回作ったヤツで、その前方のが前のヤツです。ちょっとだけそれらしくなりました。
ブレーキキャリパー(2002/2/2)
このキットはタイヤ・ホイールとハブの接合は接着ではなくアルミ製ナットをねじ込んで固定するようになっています。キットには専用の六角レンチが同梱されていて完成後にもタイヤを外して見事な挽き物のハブ・ブレーキディスクを見せてディスプレイすることが出来るという趣向です。でもなぜか肝心のブレーキキャリパーが省略れています。キャリパーはタメオの126C2(後期型)のキットから拝借。ちょっとした加工で問題なく流用する事が出来ました。
ブレーキラインの分岐(2002/2/2)
ギヤボックスの上にはブレーキラインを分岐させる小さな箱状のパーツがあります。小さいとはいえブレーキラインを追加する予定なので作らないわけにも行きません。ホワイトメタルの棒状のランナーピンバイスで掴みます。ヤスリで四角く成型したら穴を開けて0.4、0.6mm真鍮パイプ、市販の挽き物パーツ(LITTLE43のサーキットブレーカー・ラクーンで購入@100円)を使ったジョイントをつけてできあがり。
モノコックの加工(2002/2/11)
11/28の写真にありますようにモノコックのノーズ部分が欠けてしまったので洋白帯金を渡した上にハンダを盛って修正しました。ノーズ部分モノコック内に3つ(ホントは2つかも)並んだブレーキのリザーバータンクは2mmのアルミ棒を削りだして作りました。モノコック後部のクーリングパイプを削り取った後の傷や元々あった欠けをハンダで埋めました。フューエルタンク側面にあるストレスメンバーのモールドを全部削り落とし真っ平らにし、ストレスメンバーは洋白帯金で作り直しました。モノコック上面のモールドも全て削り落としてタメオの126C2から持ってきたエッチングパーツを加工して載せてみました。タメオは3枚のエッチングを重ねてこの部分を表現しますがそのうちの下2枚を使用。モノコック後端にあるロールバー・ジョイントの形状が実車と違うのでメイクアップのサスペンションベースセットを加工して作り直しました。キルスイッチの基部はアルミパイプを挽いて自作し、無線機はタメオのエッチング箱組みパーツをコンバートしました。
側面のモールドは削って作り直した方がモノコックを磨きやすいしスッキリするのでいいと思います。
コックピット(2002/1/13)
3連メーターは見事な挽き物パーツです。せっかくなのでメーターの背面が見えるように実車とは違いますがあえてモノコックからわずかに浮かせてみました。モノコック側のパネル右上には0.2mm洋白線で作ったリングとタンブラースイッチ風に先端を潰した0.3mm真鍮線で小さなスイッチを作り、左下にある台形箱形のスイッチパネルはタメオから流用。モノコックにちょこんとのっている小さなナセルには赤い警告灯が付いているようなのでジャンクヤードから持ってきたエッチングの輪っかにエポキシ接着剤を盛って作りました。ステアリングは資料の写真と形状が異なる(実車には中央のクラッシュパッドはない?)ようなのですが、カッコいいんで使うことにしてステアリングポストを0.8mmステンパイプで作り直しました。スポークに付いているスイッチ(消化器用?ブレーカー?)を削り落として先ほどと同じ方法で作ったスイッチに置き換えました。シフトレバーはキットの挽き物、シフトゲートとボックスはタメオのものです。キットのシートはアンダーパネルとモノコックの継ぎ目を隠すためかレッグサポートが長すぎるのでこれを切りつめて、フロアには2mmアルミ棒と洋白帯金で作った消化器を置きました。
小さなスイッチはSeijiさんの真似です。リングの部分は0.4mmドリルの軸に0.2mm洋白線を巻きつけ、薄刃のロータリーソーで切り出しました。
ヘッドレストはどこに?(2002/2/17)
ノーズ部分でモノコックとカウルの間に隙間が出来る問題は、悩みに悩んだ結果、モノコックをアンダートレイ前端で0.5mmほど持ち上げることで強引に解決しました。でもそうするとFサスのロワーアームもその分持ち上がってしまうのでFタイヤの接地に問題が出そうです。ここは1/26の日記にありますようにFタイヤの径が大きくなった分アップライト下側のピボットをかさ上げしたのでそれを元に戻せばなんとかなりそうです。
モノコックの位置が決まったところでいよいよカウルをいじります。カウルにあるロールバーU字部分のために切り欠きはバーと一致しないので一旦ハンダで埋めて1mm程後ろにずらしました。キットではヘッドレストを避けるようにカウルが中央でとぎれていますが実車ではここは繋がっているのでこの突起を切り飛ばし、1mm後ろにずらして0.2mm真鍮板で作った仕切りをハンダ付け。今回作っているサンマリノGPのヴィルヌーブ車はヘッドレストのパッド部分がカウル側にかなり突出しているのですが、カウルを外した時にキットのようにパッドがモノコック側に残るのかカウルに付いくるのかどの資料を見てもわかりません。結局カウル側に付くと信じて修正することにしました。まずヘッドレストをモノコックから切り離しパッドの下半分を削り取ります(パッドの上半分は残しておき境目のスジボリは埋める)。これが先ほどの仕切りから飛び出すので仕切りの中央に逆台形の切り欠きをつくりました。あらかじめキットのヘッドレストをワークの「型想い」&ポリパテで型取り・複製しておいたものからパッド部分(写真の黄色い部分)を切り出してカウル側にくっつけてみました。
カウルをいじる前にカウル、モノコック(上下)、アンダートレイの仮組みを相当詰めておかないと拠り所が無いので作業ができなくなります。これらの位置決めがこのキットの一番悩ましいところです。キットを信じるか自分を信じるか迷うところが沢山あるからです。モノコックの上半分と下半分の前後関係はモノコック後端で、モノコックとカウルはノーズ部分を参考に決めました。そこが一番あてになりそうだったからです。
ヘッドレストがどちらに付くのか決定的な写真は発見できなかったので結局DeContの作品を参考にしてみました。でも最近気づいたんですがDeContのC2はけっこう創作部分が多くて作品としては素晴らしいのですが資料としては必ずしも当てにならないようです。